口腔内の健康と美しさから
全身の健康を提供する歯科医院として。
Concept
痛みをとる、虫歯を詰めるなどその場かぎりの治療はさほど難しくなく、治療がすぐに終われば患者さんも嬉しいかもしれません。しかし本当の治療のゴールはもっともっと先にあると考えます。
黒澤歯科・矯正歯科では、患者さんの10年後、20年後を見据え、年齢を重ねても美味しく食事が摂れる美しい口元を目指した治療をご提案します。
何歳になっても
健康な歯で食べられる。
自信を持って笑える。
「硬いものが噛みづらい」「口が乾いて食べ物が飲み込みづらい」など、ちょっとしたお口の機能の老化を「オーラルフレイル」と呼びます。些細な変化ではありますが、オーラルフレイルによって食べられるものが限られたり、食事量が減ってしまったりといったことが全身的な衰えのきっかけとなることがあります。そのため安易に見過ごすことはできません。
痛みが出て歯科医院へ行けば一時的に問題は解決しますが、治療の精度や予後はどうでしょう。歯や歯ぐきなどの組織の多くは、一度失うと再生することがありません。そのため「詰め物や被せ物はしっかり合っているか」「土台となる歯ぐきに問題はないか」「噛み合わせに偏りはないか」など、治療は慎重に進める必要があります。
当院では歯科治療とお口の健康を通じて、患者さまの心身の健康をサポートしていきたいと考えています。
治療内容をデータ化し記録する
当院では適切な治療、治療後の維持・管理を行うため、各種検査と治療内容のデータ化に力を入れております。
患者さんの状態に応じて適切な検査を行うことで根本的な原因を明確にすることができ、正確な診査・診断、精度の高い治療につながります。
検査により得られたデータは、患者さんと共有し丁寧にご説明いたします。これはご自身の口腔内の状態を知っていただき、どのような治療が適しているかやその予後まで納得した上で治療を受けていただきたいからです。歯科治療には患者さん自身の協力が不可欠な場面がたくさんあります。ご自身の状態を知って頂くことが治療への第一歩であると考えます。
また規格性のあるデータは、治療中・治療後の経過を長期的に把握することができ、些細な変化にも初期段階で対応することが可能となります。
パノラマ3D撮影装置(Rayscan Studio)
パノラマ(横長のレントゲン)やデンタル(個別の歯を撮影するレントゲン)に加え、矯正歯科では不可欠なセファロ(横顔、正面のレントゲン)、CT(3D)、フェイシャルスキャン、気道計測など様々な機能を搭載したX線撮影装置を導入しております。
歯科用CT
平面のレントゲンでは把握しきれない骨の厚みや密度、組織の位置などを正確に把握することで様々な治療に役立てています。
歯科用CTとしては最大規模の撮影範囲を持ち、歯の神経のなどを確認するための精密な撮影から、額〜顎先までお顔全体の撮影も可能です。
3D Facial Scan機能
CT撮影と同時に3次元的な顔貌の撮影が可能なため、お口の中全体に及ぶ大規模な治療や矯正治療の後に生じるお顔全体の変化を把握することができます。
口腔内撮影用カメラ
(NIKON D5600/ソニックテクノ サイドWフラッシュ・リングフラッシュ)
当院では『美しい口腔内写真』にこだわっています。
美しいとは芸術的という意味ではなく、お口の中ができるだけ実物に近い形で撮影ができ、いつ誰が撮影しても同じ規格を保つことができるいうことです。
それらの条件をクリアした写真は、適切な診断、患者さんへの説明、長期的な経過観察など様々な場面で活用することができます。
そのため歯科における生体・口腔内撮影に適したカメラシステムを導入しています。
お口の中という難しい撮影条件下でも、歯や歯肉の色味を正確に撮影ができる、歯の透明感や表面の形状(凸凹、ツルツル)の再現性が良いなどとても優れた当院自慢のアイテムの一つです。
拡大鏡(サージテル、他)
拡大鏡とは虫眼鏡のような装置で、繊細さと精密さが要求される治療で使用します。
裸眼では見ることのできない歯の細かい凹凸や、隙間、被せ物のフィットの状態などを確認することができ、精度の高い治療が可能となります。
当院では歯科医師、歯科衛生士ともに拡大鏡を使用しています。
快適に診察を受けていただくために
患者さまに安心して治療を受けていただくため、診療室は半個室となっています。適度にプライベート空間が保たれ、患者さまとコミュニケーションが取りやすい環境を目指しています。また診療チェアは、当院と同じ茨城県つくば市で製作されたものを使用しています。
加えて、器具・機材は滅菌技師監修のもと管理を行い、ロスナイ換気や口腔外バキュームの使用など徹底した院内感染予防対策も行なっています。
診療チェアにつての詳細はこちら